2012年8月11日土曜日

企業経営の視点からISOを眺める

㈱アール・エム・アイ 江嵜です。

8月9日、ムーディー・インターナショナル・サーティフィケーション㈱様のお客様交流会で、「企業経営の視点からISOを眺める」というテーマで講演しました。

 弊社では、京都の工業団地で永年にわたりISOの内部監査員研修会を開催させていただいています。また個別の企業内研修会も行なっています。研修会終了後のアンケートなどからうかがわれることは、ISOの管理責任者の方々はISOをもっと社内で活用したいとの熱意を持っているのですが、経営層は費用対効果というか、維持していくことの価値に対し厳しい見方をしている人が多いようです。

言うまでも無く、ISOには企業に役立つ基本的な知恵、知識、法則などが多く含まれています。ISOを経営にどう活かすかは、古くて新しいテーマです。

中小企業では緊急ワークが多いです。ISOから緊急ワークに関する知見、知恵などを汲み取れるかというとこれは難しいと感じます。ISOの条項は、過去の成功例、失敗例から出来ていると考えているのですが、なぜそのような結論になったのかがうまく伝えられていないと感じます。

最近感じるのですが、ISOは維持管理・予防といったじっくりしたワークに適しているのではないでしょうか。特に予防のためにISOの仕組みを利用するのが一番有用と思います。
まずは講演の始めの部分をご紹介させていただきました。
                               
                                                             ㈱アール・エム・アイ   江嵜為丸

2012年6月22日金曜日

特別なひと時

こんにちは!RMI田邉です。

コーヒーのスターバックスで、注文を受けてからコーヒー豆をひいて
”あなたのための一杯”を入れてくれるサービスが店舗限定であるのですが、
「昨日から当店でも始めたんです!!」という店員さんのPRに誘われて
初めて注文してみました。

入れるまで時間がかかるということで、いただいた試飲コーヒーを
飲みながら待っていました。

しばらくするとコーヒープレス(昔これを紅茶用と間違えていました)と
特別仕様のコーヒーカップが運ばれ、特別なコーヒーが私の前で入れられました。
「香りも楽しんでください。そうそう、さっきお渡しした(いつもの)コーヒーと
飲み比べてみてください!」

コーヒーのいい香りは”特別な一杯”でした。

「比べるためもあって、コーヒーくれたのかな」と思いながら
いつものスタバコーヒーと飲み比べてみたり、
いい香りを楽しんだり、ちょっと楽しい気分になりました。

サービススタート当日は、約40名が注文されたそうです。
ちなみにお値段はいつものコーヒーの約2倍です。

2012年6月15日金曜日

ブランド愛

こんにちは!RMI田邉です。
先日、老舗のアパレルメーカー販売の方とお話する機会がありました。
私も大好きなそのブランドは、シーズンごとに大きなデザイン変化はないそうですが、
毎年少しだけ”今年”を表現される部分があるそうです。

それを見つけること、お客さまに今年の特色として説明することが
楽しいと説明くださいました。

デザインに大きな変化がないので安心して長く着れるけど、
やっぱりちょっと今年風が欲しい!という、顧客のわがままを
デザイン、パターン、縫製・・・直接お客さんにつながる販売
それぞれにかかわる人たちが作ってくれているのですね。
ブランドへの愛情が感じられて、ますます「お気に入り」になりました。

2012年5月8日火曜日

ISO9001に応用できるJISQ 9100

こんにちは。RMI田邉です。

ムーディー・インターナショナル・サーティフィケーション㈱様の
お客様交流会で、当社コンサルタントの倉茂さんが「ISO9001に応用できるJISQ 9100(航空・宇宙・防衛産業の要求事項)」というテーマで、ISO9001の活用法を解説しました。

 JISQ 9100は、ISO9001に航空・宇宙・防衛産業の要求事項を上乗せしたものです。
安定品質、安定納期と徹底したトレーサビリティが求められること、
自動車産業と違い多品種小ロットに対応が要求されていることが特徴です。
この考え方は、品質マネジメントシステムの改善に有効です。

JISQ 9100では、ISO9001要求事項に追加された内容が斜体または太字で表示されているので
「安定品質、安定納期と徹底したトレーサビリティ」「多品種小ロット対応」を強化するポイントが一目瞭然です。
詳しくは、日本工業標準調査会のサイトで閲覧ください。
http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html

この追加事項は「製品実現」と「測定、分析及び改善」の項目に多く見られます。
「製品実現の計画」では、プロジェクトマネジメント、リスクマネジメント、
形態管理という要求事項が追加されています。
複数の組織がひとつの製品を安定品質、安定納期で生産するためには
1.完成までのスケジュール管理、2.工程内にあるリスクとその影響の管理、
3.製品構成品の管理(製品構成品の工程管理、4M管理、材料管理など:形態管理)が
重要です。現状の製品実現計画でこの3点はどのように管理されていますか?

また、「購買管理」では「購入したすべての製品の適合性に責任を追わなければならない」と定められ、要求事項が追加されています。

「製造及びサービス提供の管理」では、製造工程の検証、変更管理、製造設備、
治工具及びソフトウェアプログラムの管理、引渡し後の支援と
より具体的に管理項目が定められています。

「製品の監視及び測定」では、キー特性(ばらつきを管理するための特性)と
クリティカルアイテム(安全性、性能、形状、取り付け、機能、製造製、耐久年数など)を
監視、測定できるようにすることが追加要求されています。

「顧客満足」では、顧客満足の評価結果から導き出された課題に対処するための
改善計画を作成することとその実施の有効性を評価することが追加要求されています。

今回の内容は、9001に追加された9100要求事項の一例です。
9001各要求事項を使い込もうと考えたとき、9100の追加部分が役に立つと考えています。
ぜひご活用ください。

2012年4月7日土曜日

樹脂の劣化について

昨今、色々なモノの劣化が問題になっています。
例えば、戦後の高度成長期に建設された建物、橋、高速道路などの劣化です。
これらは社会リスクの原因となっています。

当社の勉強会、3月度のテーマは「樹脂の劣化について」で、私の担当でした。
社内の皆さんから「樹脂の劣化はどうなっているの?」と質問され、昔勉強したわずかな知識を披露したら、勉強会でもう少し詳しく説明せよということになったのです。

内容は、
合成樹脂(合成高分子)とはなにか
天然にある樹脂にはどんなものがあるか
プラスティックとプラスティックスのちがい
汎用樹脂、エンジニアプラスティック、スーパーエンジニアプラスティックのちがい
樹脂の劣化と老化のちがい
劣化のメカニズム
縮合重合物(重縮合)と付加重合物(ラジカル重合)での劣化のちがい
劣化を引き起こす要因
劣化対策の基本
加工剤と安定剤  など。

先日、ビジネスフェアが開かれた折、京都の大学紹介コーナーが設けられたので、
最近の樹脂(高分子化学)に関する研究がどんなになったかについて質問しました。
それによれば、最近の高分子化学の研究は、繊維強化複合材等から生体高分子(DNA組み変えを含む)に進化しているようで、当社の勉強会でお話した内容は古いかもしれません。
しかしたまには、「いまさら聞けない基本知識?」を見直すことでなにか気づきがあるかも知れないと思っています。                   
                       (株)アール・エム・アイ   江嵜 為丸

2012年4月2日月曜日

内部監査員研修

こんにちは。RMI田邉です。

毎年2月~3月にかけて長田野工業センター様で内部監査員研修を
開催させていただきます。

当社の内部監査員研修プログラムの特徴は模擬監査演習にあります。

模擬監査では、監査側(受講者):被監査側(講師)に分かれるのですが、監査状況を観察する側(受講者)というポジションも設けています。
模擬監査終了後には、監査側として、観察側として気づいたことを
話し合い、内部監査をうまく運用するためのポイントを確認していもらいます。
その確認結果を元に、もう一度模擬監査を実施してもらうのです。

このリベンジ制模擬監査演習は、評価をいただいております。
ご要望、ご質問などございましたら
田邉まで(tanabe@rmicon.co.jp)ご連絡ください。

女性力をとりいれよう!

こんにちは。RMI田邉です。

先日、ムーディー・インターナショナル・サーティフィケーション㈱様の
お客様交流会で、「ISOマネジメントに女性力をとりいれよう!」というテーマで、お話しする機会をいただきました。

女性の特性をどのようにマネジメントシステムの中で活かしていくかを
事例を交えて話しました。

女性の特性で大きく活用できる力はコミュニケーション力です。
言葉だけでなく文字や絵など、使うツールも多様です。
この特性を活かすことができれば、活動の文字化の強い力になります。
文字化=見える化です。

またこのコミュニケーション力は、社内の様々な情報を収集することにも
役立っています。
一度ランチタイムをのぞいてみて下さい。
社内外の様々な情報が飛び交っています。まさにランチミーティングです。

「元を取ろう!」という気持ちが大きいことも特性です。
「審査費用の元を取らないともったいないから、聞きたいことは時間いっぱい聞こう!」とか
「コンサルタントにあれと、これと、それと・・・確認メールしよう!」などのことが、
ISOチームメンバーに女性が入られている場合によくあります。

また、「結婚や子育て、介護などで退職します。」というケースが多いことも女性の特性。
ある設計会社では、退職した女性を書類作成や図面作成の外注先として登録されていました。
社内の状況や細かな仕様を熟知している外注先は、とても強い味方です。

ISOの効用は「見える化」によって仕事を評価できるようにし、継続的改善につなげることに
あると思います。
企業内での女性の仕事はアシスタント業務が多く、女性力が大きく発揮できてる部分も
今はアシスタント業務にあるようです。
表に出ないその働きを「見える化」することはなかなか難しいですが、
「見えていない部分」は組織の伸び代と考えられ、
「見える化」によって、評価でき、継続的改善ができるという期待へとつながりませんか?

会場の皆様と意見交換をしている中で、
「評価してもらえないというよりも、どんな働きをしていて何を評価してほしいかを
女性が積極的に「見える化」することが必要だ。」というお話がありました。
「全社活動」「全体の取り組み」とよく言いますが、このような双方向からの取り組みがなければ
全体力にならないのでしょう。

「○○さん、日常業務の中で、どんな問題があると思いますか?」
一度、社内の女性に聞いてみて下さい。
内部監査で得られないような、改善の糸口が見つるかると思います。