2010年9月23日木曜日

いい仕事をするとは。

こんにちは。RMI田邉です。

昨日、大阪の経営者や行政機関の方々と
「いい仕事をするとはどう言うことなのか」
について意見交換する機会がありました。

いろいろな考えが出たのですが、
「いい仕事」とは人の役に立つことであること、
職業は道具であって、この道具を使って人の役に立つ働きができることが
いい仕事ができたことではないかという考えになりました。

「人を動かす力」とは他者のためになることを常に真剣に考えている人が発揮できる能力であると
組織内コミュニケーションの名著「影響力の法則」は言っています。
この「人を動かす力」を発揮できる人がいい仕事をできる人なのでしょう。

相手が価値を置く何かを提供することによってこちらは求める何かを得ることができる。
いい仕事をすることとは、この互恵性を活かすことに大きく関係しているように思います。
品質マネジメントの8つの原則の最後の項目には、組織と供給者との関係について
「両者の互恵関係は両者の価値創造能力を高める」とありますが、
組織と供給者との関係だけでなく、組織と組織のすべてのステークホルダーとの関係まで
広げて考えていくことが大切なのではないかと思います。