2012年9月25日火曜日

前準備の大切さ

こんにちは。田邉です。

弊社では、只今新事務所移転の準備を
進めています。
IKEAさんでオフィス家具を新調したのですが、
組立作業が難しいとの情報を入手し、
相棒と作戦を立てて臨みました。

1.どの家具から組み立てるかの計画を立てる。
 (私たちの体力についても考慮する)

2.作業が残りそうなときは、
残り作業がやりやすいように計画変更する。
 (残り作業は一人になる可能性が高い)

3.まず,組立図を見て部品確認する。
 (相棒と私は、困った時でないと組立図を見ないで物を作ってしまう経験が多かったため)

4.さらに,組立図を見ながら、パーツを部品を組み合わせる。

5.作業開始

2日間(12時間)でテーブル3つ(2種類)、脇机1つ、収納棚1つ、椅子3脚を
組み立てることができました。
作業前準備を確実にすることで、まず、作業内容シュミレーションができます。
そして、今の作業が次の作業にどう影響するかもわかります。
作業後のビールは格別でした!

写真などは,弊社フェイスブック 9月24日でご確認ください。
http://ja-jp.facebook.com/pages/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%82%A4/188266961266569?sk=app_2309869772

2012年9月24日月曜日

映画撮影用のフイルムがなくなる

先日、京都南座の前を通ったら、山田洋次監督のフイルム作品がかかっていた。
”全作品を大きな劇場空間で味わう最後のフイルム上映イベント“とあった。

9月に入って、富士フイルムが、映画撮影用のフイルムを来年(2013年)春に生産中止するというニュースが伝えられていたが、早速にかかるイベントを打ち出してくるというのだから、目先の利く人もいるものだ。

フイルムが無くなると、今度は映画のデジタル化が一層進む。弱小の映画館としては、大金を払って新しい機械を入れるか、または廃業するかという厳しい選択になるだろう。フイルム用撮影機材や映写機などもやがては消えていく。
その結果、古いフイルム映画は誰も見られなくなる(保存はされるだろうが)。
映画博物館のようなところが出来、そこだけで放映されようが、人が集まらなければやがて閉鎖ということになる。
逆にわずかだろうが、レトロ映画館として生き残れる映画館もあるかもしれない。
デジタル映画館についていえば、新しい機械を入れ続けられるところだけが生き残るだろう。

しかし、デジタル映画の将来に問題はないのだろうか?
かって、ビデオもβとVHSの闘いがあり、VHSが勝利し、我家にあった大量のβテープは再生機の生産終了とともに全部無用化した。そのVHSもCDに、そのCDもブルーレイに代替されつつある。やがてこれも再生機が無くなると無用化されることになろう。
使い捨てのものならともかく、文化として残しておきたいのならばこれで良いのだろうかと懸念する。

ただし、映画を長期保存するための特別フイルム(アーカイブ用フイルム)はまだ当分生産される由。これはETERNA-RDSといい、カラー画像を三色分解し、安定した黒白画像として保管する。このフイルムなら、100年の保存に耐えるらしい。

撮影・保存技術(ハード)の進歩も大事だが、それの活用技術(ソフト)開発も忘れないで欲しいものだ。
                                                                ㈱アール・エム・アイ  江嵜為丸

2012年9月16日日曜日

エンゲル係数が高いのは豊かのしるし?

今までエンゲル係数が高いのは貧しいからと教えられ疑念を懐かなかった。

9月15日の日経「エコノ探偵団」に、大阪成蹊大学准教授田中浩子さん(先だってきょうとマーケティング研究会に講師としてお話頂いた)は、調理済みのおかず、弁当を持ち帰る中食(というらしい)の増加も食料費率を高める(エンゲル係数を高める)一因と書いておられる。食事を外食と中食に頼ると食費が上がるのは当然だろう。

データでは主要国のエンゲル係数は、2011年は日本が28.7%と09年度より上がっている。ちなみに米国は8.6%、英国が13%、フランスが16.7%といずれも上昇しているそうだ。日本はそんなに貧しいのか?

しかし、我が家では、夕食などのおかずを作るのがだんだんと面倒・億劫になり、惣菜を買ってきて済ませるほうが楽で簡単、結構美味しい、光熱費も助かるという理屈をつけて出かけることが増えてきた。

ある意味ではそれが出来るのは生活が豊かになったためではないかという気がする。

他に欲しいものがあるわけでもなければ、一寸美味しいものを食べたいというのも自然である。エンゲル係数は上がっているのだろうが、貧困になったという実感はない。
新しい研究テーマにならないかと田中先生にご相談したところ、取り上げて頂けそうだ。どんなことになるか、今から成果が楽しみだ。

                           ㈱アール・エム・アイ  江嵜為丸

2012年9月5日水曜日

7.5.2 製品及びサービス提供に関する妥当性確認

こんにちは!RMI田邉です。
最近ジェルネイルが大流行ですね。
私も自爪強化をかねてフル活用しています。

 いろいろなお店に行くと材料に違いがあることがわかります。
また、作業工程がほぼ同じということもわかります。
そして、担当者が変わると「仕上がり」「持ち」に大きな差が出ることもわかります。

 爪に樹脂をコーティングしてUVライトで硬化させるジェルネイル。
各工程ごとに作業の出来栄えをチェックされますが、
特に最初の工程は、入念にチェックされています。
仕上がり、持ちを良くするには、最初の工程の出来が大きく左右するようです。

製品が使用され、サービスが提供されてからでしか
不具合が顕在化しないようなプロセスの妥当性確認。
明確な基準、作業者の力量、方法・手順、再確認 、どれが欠けても結果がでません。

お気に入りのネイリストさんとお話しながら、
その「すご技」にいつも感謝しています。

2012年9月2日日曜日

ボルト選手の強みと弱み


ボルト選手、言うまでもなくロンドン五輪の陸上100mのゴールドメダリストである。
先日、彼の走り方を徹底的に検証する測定がなされ、NHKから放送されたのでご覧になった方も多いと思う。

それによれば、彼の弱点は背骨が曲がっていることにある。左右の歩幅が20cmも違うことが、測定の結果分った。しかも、スタートのときに、足の方向が少し曲がっているため、太ももの筋肉の伸縮力(ダッシュの力)が足に充分伝わらず、スタートがわずかに遅くなる。しかし彼は後半の加速度が並外れているために他の選手に追いつき追い越すのだと解説された。

そこで、彼は(コーチの指示により?)スタートダッシュを早めるため (つまり弱みの改良のため) 練習に練習をかさねる。
ところが、この弱みの改良で、確かにスタートは早くなったものの、もともとの強みであった50m以降の加速度が出なくなってしまった。スタート時に脚にかなりのムリがかかり、後半に力を出せなくなったためである。

そこで、彼はロンドン五輪の前に、スタート時の弱みを改良することを断念し、後半の加速度を重視する戦略に戻す決心をした。結果はご承知のとおりである。弱みの改良が強度のサポートに繋がらないとき、狙った効果は出ない。

ビジネスにおいては、強みを伸ばせとよく言われる。
しかし、当社へのコンサルのご依頼は、困りことに対しての解決支援が多い。
弱みを改良させることだけに注力しすぎると、強みの発揮が出来なくなるということもあるのだ。 まずは弱みの解消を図るとしても、強みが弱体化しないように注意し、コンサルの内容を変えていくことが大事だと考えている。

   コンサルワークで企業をご支援する ㈱アール・エム・アイ  江嵜為丸