2011年1月30日日曜日

モノの働きを考える

こんにちは。RMI田邉です。

「冷凍庫の機能は?」と聞かれ
「ものを凍らせること!」と答えたら

「すっごく寒いところでは、カチカチに凍らせないために使ってるって!」と言われました。

モノの機能を考えるとき、無意識に今の状態を前提に考えていることに気づきました。

「ソレはどんな働きをしているのか」
固定概念を取り払うと、モノの用途が広がるはずです。

そういえば、
メガネのレンズを拭く布が顔の毛穴の汚れ取りに使われて
大流行したことがありましたよね。

2011年1月28日金曜日

マンネリ防止の内部監査

こんにちは。RMI田邉です。

内部監査をご支援している企業様に「マンネリ防止の内部監査」と銘打って、
「今回の部門の内部監査は他の部門からの質問に応えることにしませんか?」と
提案してみました。
監査メンバーの賛同が得られたので、さっそく各部門への質問を受け付け、
まとめていただきました。内部監査のチェックリスト完成です。

「他の部門に聞きたいこと」は「日常業務で不便に感じていること」の集合でした。
すでにルールがあるもの、まだルールがないもの、対応すれば必ず改善につながると確信が持てました。

内部監査で質問するときの前提は、
1.相手が話しやすい状況を作り、
2.現状を確認し、
3.結果をチェックリストに記録すること
です。
そのため、ルールどおりにできていないことを責めるのではなく、
なぜできなかったのかを話し合うことができました。
新しくルールを設けなければいけない活動もわかりました。

監査後のふりかえりでは、規格の言葉を使った監査ではなかっため、
ISOのための内部監査から仕事をしやすくするための内部監査になったので、やりやすかったとの感想がでました。

今回の試みは、「成功した内部監査事例」となったのです。

2011年1月22日土曜日

憧れる人、ライバルの必要性

こんにちは。RMI田邉です。

以前、我が家の近所のスーパーマーケットにすごいチェッカー(レジ係)がいました。
私はひそかに”スーパーレジ係”と呼んで、いつもそのレジに並ぶようにしていました。

何が”スーパー”かと言うと、レジを通すスピードが速いのは当然のこと、
清算した商品が、後でお客さんが袋詰めしやすいように見事にカゴに整理できるのです!

ラッパー高校生といった風貌で、近寄りがたい空気をだしてレジに立っていたのですが、
一度彼の技術を見せつけられたら、いつも長い列にイライラしている人なら
きっとファンになってしまうだろうと思いました。

またもっとすごいことは、彼があらわれてから同じような早業レジ係が徐々に増えていったのです。
彼らの会話から推測すると、”スーパーレジ係”をリーダーにしたチームができているようでした。
チーム内では、その腕前を競い合うかのように、技術の向上が図られているように感じました。
そして、そのチームは、”快適なスーパーマーケットでの清算サービス”を私に提供してくれたのでした。

自分の憧れる人、ライバルを想定して、自分の目標をはっきりさせることが能力向上の近道だといわれます。
私は、近所のスーパーマーケットでこの言葉の真実を目の当たりにしたのです。

2011年1月18日火曜日

おまけの効果

こんにちは。RMI田邉です。

待ち合わせ場所を本屋さんにすることが多いのですが、
最近のフャッション雑誌コーナーはカバン屋さんかと思うくらい
雑誌の付録になっているバックが「見せる化」されています。

おまけ効果が発揮されているようで、使えるおまけのついている雑誌は
売り上げを伸ばしているようです。
「女の人はカバンとクツが大好き!」といわれていますが、
そろそろ「カバンの付録はもういいか・・・」と思うころではないでしょうか。
次は何がついてくるのか楽しみです。

ところで、「おまけ・付録」は、どうしていつも同じものばかり流行のでしょう?
3年前は携帯電話クリーナーばかりもらいましたし、昨年はハンドクリームをいただくことが多かったです。そういえばお弁当箱を5つも持っていたし、化粧品屋さんの夏のおまけの日傘は何本あることか・・・。

今までのおまけで役に立ったものが2つあります。
1つは、結婚式に呼ばれ、きれいにしていったつもりが爪がぼろぼろでがっくりしていた時、
会場のホテルに備え付けられていた簡易爪磨き。
もう1つは、次回から割引価格でお買い物ができる「お気に入り」洋服屋さんのロゴ入りリサイクル袋。(もちろん最初は買い物袋としていつもの紙袋同様タダでいただけました!)

同じおまけでも、タイミングと付加価値で効果がぐっと上がるように感じます。