2010年8月31日火曜日

挨拶が印象的


残暑厳しい毎日です。皆様お変わり御座いませんか?


先週、京都商工会議所主催により、京都の加工会社である、(株)パールトーン様(国松照朗社長)の工場見学をする機会を得た。(写真は正面)


印象深かったのは、第一に従業員の皆さんが、仕事の手を止め、「いらっしゃいませ」のご挨拶とともに立礼してくださったこと。仕事に集中している時に、立礼するのは面倒で、仕事の中断によるリスクがある。しかし、気はずかさと暖かさがつたわってくる。長い間の教育のたまものであろう。経費が掛かっているのだ。しかしそれ以上に業績を支えているに違いない。挨拶が出来るようになりたいと自然に感じさせられる雰囲気だった。


第二にはがき大を含む社長の手書きのメッセージなどがいろいろなところに貼ってあったこと。

小さいだけになんだろうと読みたくなる。なかなかに含蓄のあることが書かれていた。色々あったが、

一つだけ勝手にご紹介すると、「大切なのは今日どうだったか?です。今月どうだったかは、今日やったことの合計です。ところで、今日はどうでしたか?」(記憶によるので多少の違いはご容赦)。


今日一日を大事にがんばらねばという気にさせられる工場見学でした。


(株)アール・エム・アイ  江嵜為丸










2010年8月28日土曜日

ベクトルを合わせるとは

こんにちは。RMI田邉です。

9001基礎講座で規格要求事項を4つのプロセス
(●経営者責任のプロセス●資源運用管理のプロセス
●製品実現のプロセス●測定分析及び改善のプロセス)に分け、
それぞれのプロセスが求めてるものは何かをグループで検討する演習をしています。

報告された各グループの検討結果をみて、受講者の1人が
「自分の業務や組織の規模によって規格要求事項の解釈の仕方が違うんですね。
人の感じ方がこんなに違うとは思いませんでした。
会社に帰って、みんなで今のQMSの仕組みをどのようにとらえているのか
話し合ってみるのも大切なことですね。」と話されていました。

「みんなの思いのベクトルを合わせることで、力を集約し
 目標達成につなげましょう。」と言うことがよくありますが、
「ベクトルを合わせる」とは、具体的にはどうすればいいのか難しいところです。

講座演習の時に受講者と意見交換をしていて、今していることについて
感じていることを話し合って、確認し合って、話し合って、確認し合って、
この作業の繰り返しが「ベクトルを合わせる」ことに役立つのだと感じました。

「会議を行うこと」は、この「話し合って、確認し合って」の作業の1つにあてはまるのでしょう。
わが社の会議は、みんなのベクトル合わせになっているのか?
検証してみなければいけません。

2010年8月21日土曜日

花火



皆様お元気ですか?
何時までも厳しい暑さが続いています。


京都では熱中症で倒れる人の半分が私のような65歳以上ですが、先日のテレビでは

若い方もお亡くなりになっておりましたので皆様涼しく、水分の多い生活をなさってください。


花火のシーズンも終りになってきました。

昨日の平城遷都1300年祭の花火をご覧になった方もいらっしゃるかとおもいます。

わずかにと言えば失礼ですが200発ではあっという間に終わったことでしょう。


過日、写真仲間の誘いで淀川の花火大会に行って来ました。

新しいデジタルカメラでどんなものが取れるか試したいといのが動機。

2005年には2万発といわれた打ち上げも今年は発表されず。

人の話ではざっと3000発だったとのこと。今年はあのPLも2万(一時は12万)といわれ

経済不況の影響なのか激減しているようです。ただ人出は50万人とも言われ、そのすごさ

は実感しました。


結果は久しぶりで勘が鈍っていて苦労は報われませんでした。

花火の写真のポイントは花に芯があることと教えられてきましたが、

これが結構難しい。花火が開いてしまうと芯は消滅しているので写らない。

予想してシャッターを押すのですが、大体早いか遅れてしまう。

失敗の理由を良く反省して次回に活かせば苦労のし甲斐があったと言うものです。

(仕事も同じ・・ということでしょうか)






                                          江嵜 為丸












2010年8月17日火曜日

企業の目的

こんにちは。

暑い毎日が続いておりますがお変わりありませんか。


企業特に中小企業のトップにとって、会社がなくなることに対する恐怖は

底知れぬものがあります。特に二世社長にとってはひとしおではないでしょうか。

私は仕事柄中小企業の社長さん方にお会いすることが多いのでそれを強く感じます。


企業の目的は継続であるとよく言われます。私の敬愛する社長に企業の目的は何か?

と質問したらやはりこういうお答えでした。


しかし、私は企業の目的(存在価値)は社会への貢献であると考えます。

企業に関係する人々や社会に対して役に立つことを提供すること、特にその商品や

サービスを買ってくださる顧客に応えていくことが目的であろうと思います。

そしてその結果が継続ではないかと考えます。

皆様はどうお考えでしょうか?


業績が今一な企業にとっては、何をしてでも儲けたいという気持ちになることが多いかもしれません。

しかし、何をしてでも儲ければよいという考えだけで進むことは避けるべきです。

なにも貢献が出来なくなれば会社をたたむことも決断しなければなりません。

しかし、社会への貢献を目的にとしてがんばる企業は社会が存在を許容すると信じます。


暑い中、クダクダと失礼しました。


江嵜   esaki@rmicon.co.jp





2010年8月16日月曜日

「ふりかえり」

こんにちは。RMI田邉です。

夏休みを利用して以前から興味のあったファシリテーター養成講座に参加してきました。
講座は2日間だったのですが、「演習・ふりかえり・理論での確認」の連続だったので、
本当にくたびれてしまいました。

今考えると、くたびれた本当の原因は、演習の連続ではなく、
演習ごとに行われた「ふりかえり」だったのではと思っています。

「ふりかえり」とは、演習で交わされた言動がその場に与えた影響を
受講者全員で確認していくものです。
各演習には目的があり、また自分でもこうしたいというイメージがあるので、
その達成度・言動などをふりかえると、自分の足りない部分が嫌というほど見えてきて、
私はこの「ふりかえり」作業が苦痛でした。

幸いにも、この講座では、他の受講者や講師の方々が
「悪い部分」を「直すともっと良くなる部分」として教えてくれるため、
自分自身のダメ出しで落ち込んでいる私をうまくひっぱりあげてくれたのですが、
「本当にくたびれてしまった」を思うと、これからの誰も助けてくれない状況で
私はこの「ふりかえり」を日常に取り入れることができるのだろうか?と考えてしまいます。

塩野七生さんの「日本人へ リーダー編」の中の「プロとアマのちがいについて」で
「自己反省は、絶対に一人で成さねばならない。決断を下すもの孤独だが、反省もまた孤独な行為なのである。」とありました。
大辞泉で反省とは「自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。」とあります。
これはまさに「ふりかえり」!なるほどプロへの道のりは険しいのですね。

2010年8月5日木曜日

伝える力・受け取る力

こんにちは。RMI田邉です。

先日、文楽を見に行ってきました。
文楽人形は、3人で1体の人形を操っていきます。
リーダーである「主づかい」が「左づかい」「足づかい」に
次のどんな動作をするかのサインをおくることで、
人形が歩いたり、踊ったりの演技をしていきます。

このサインを正確に読み取るために
「足10年、左10年」と言われているそうです。
そしてこの経験がないと「主づかい」になれないのでしょう。

自分の思いを伝えるためには、そしてその思いを受け取るためには
専門の「技術」がいるようです。

また「主づかい」は人形の顔がどの方向を向いているのかを
髪型で判断するそうです。
そのため髪結いさんは、人形を役の髪型に結うだけでなく、
顔の正面がどこなのか「主づかい」が分かるように結わねばならないそうです。
ここにも伝える力・受け取る力が必要なようです。

RMIはこんな会社です

弊社((株)アール・エム・アイ)は
リスクマネジメントを研究する会社として1993年に創設され、
その後ISOを主体とするマネジメント構築を主たる業務として活動してきました。

スタートは、ISO9001(品質)とISO14001(環境)のみでしたが、その後、
プライバシーマークやISMS(ISO27001)などの情報系のマネジメント構築に拡大、
さらには企業の社会的責任(CSR)の研究、工場や事務所の業務改善支援も進めています。

中小企業にとってマネジメントシステムの構築は費用、時間、さらには人手などが
充分でない中で、どうしたら良いかと考えられることも多く、結果として後回しに
されることもあるかと思われます。
また認証取得されたあとになって、うまく活動が進まないなどの問題にお悩みの企業も
あるようです。  いずれの場合も進歩がないなら厳しい時代に後れるかもしれません。

弊社は弊社に関わる企業およびそこで働いておられる人々が、「元気で長生き」
出来る様、ともにがんばるということを掲げて行動している会社です。

何か御座いましたらご連絡ください。ご相談は無料です。
                                             江嵜 為丸