2010年8月28日土曜日

ベクトルを合わせるとは

こんにちは。RMI田邉です。

9001基礎講座で規格要求事項を4つのプロセス
(●経営者責任のプロセス●資源運用管理のプロセス
●製品実現のプロセス●測定分析及び改善のプロセス)に分け、
それぞれのプロセスが求めてるものは何かをグループで検討する演習をしています。

報告された各グループの検討結果をみて、受講者の1人が
「自分の業務や組織の規模によって規格要求事項の解釈の仕方が違うんですね。
人の感じ方がこんなに違うとは思いませんでした。
会社に帰って、みんなで今のQMSの仕組みをどのようにとらえているのか
話し合ってみるのも大切なことですね。」と話されていました。

「みんなの思いのベクトルを合わせることで、力を集約し
 目標達成につなげましょう。」と言うことがよくありますが、
「ベクトルを合わせる」とは、具体的にはどうすればいいのか難しいところです。

講座演習の時に受講者と意見交換をしていて、今していることについて
感じていることを話し合って、確認し合って、話し合って、確認し合って、
この作業の繰り返しが「ベクトルを合わせる」ことに役立つのだと感じました。

「会議を行うこと」は、この「話し合って、確認し合って」の作業の1つにあてはまるのでしょう。
わが社の会議は、みんなのベクトル合わせになっているのか?
検証してみなければいけません。