2011年1月28日金曜日

マンネリ防止の内部監査

こんにちは。RMI田邉です。

内部監査をご支援している企業様に「マンネリ防止の内部監査」と銘打って、
「今回の部門の内部監査は他の部門からの質問に応えることにしませんか?」と
提案してみました。
監査メンバーの賛同が得られたので、さっそく各部門への質問を受け付け、
まとめていただきました。内部監査のチェックリスト完成です。

「他の部門に聞きたいこと」は「日常業務で不便に感じていること」の集合でした。
すでにルールがあるもの、まだルールがないもの、対応すれば必ず改善につながると確信が持てました。

内部監査で質問するときの前提は、
1.相手が話しやすい状況を作り、
2.現状を確認し、
3.結果をチェックリストに記録すること
です。
そのため、ルールどおりにできていないことを責めるのではなく、
なぜできなかったのかを話し合うことができました。
新しくルールを設けなければいけない活動もわかりました。

監査後のふりかえりでは、規格の言葉を使った監査ではなかっため、
ISOのための内部監査から仕事をしやすくするための内部監査になったので、やりやすかったとの感想がでました。

今回の試みは、「成功した内部監査事例」となったのです。