2011年6月9日木曜日

ソーシャルリスクマネジメント学会(1)

ソーシャルリスクマネジメント学会(SRM)関西部会が、5月15日、吹田市文化会館で開催された。今回は、東日本大震災に関連する発表が主であった。

亀井利明先生(関西大学)の挨拶はいつもながら鋭く面白い。
1)地震、津波、原発は起こってしまったことだから仕方ないとしても、風評とリーダーシップはなんとかしなければならない。2)赤十字の義捐金は未だに被災者に届かず。会としては義捐金を赤十字に送るのを止めた。3)無能な人が想定するので、想定外になる。4)被災者に、頑張ろうはないだろう。5)海洋汚染など水の研究がいる(すべて同感です)

東日本大震災と社会保険(三浦眞澄氏 社労士)によれば、今回は「神戸」の時とは異なり、救える人は救えというやさしい対応になっているとの事で喜ばしいことだ。
これからは、仕事での怪我よりうつ病など心に病気が増えるという事を感じて研究したいと思う。調べると7月5日には京都商工会議所主催の「メンタルヘルス」の講演会が、からすま京都ホテルで開かれるとのことである。

弊社井上喬取締役のスピーチについては次回に報告いたします。

株)アール・エム・アイ
江嵜 為丸
esaki@rmicon.co.jp