2012年1月2日月曜日

片づける!

最近は「片づけ方の本」がヒットしている。
片づけを単なる整理整頓(2S)ととらえずに生活や仕事を見直すきっかけにしたいと言う考え方が増えてきたためだろう。

片づけ本としては、例えば「捨てる!技術」(辰巳 渚著)があり、最近は「断捨離」(やましたひでこ著)や「人生がときめく片づけ方の魔法」(近藤麻理恵著)等が人気だ。

しかし私が思わず共感したのは「老前整理」(坂岡洋子著)だ。人は何ももたずに生まれ、何も持たずに去るのだということを思い起こさせてくれた。
多くの人にとって、遺品整理は辛い嫌なものだ。

私の場合、まず片づけるべきものは本だ。以前は図書館を主に利用する(自宅の本をなるべく増やさない)主義だったが、この数年は仕事に必要な本はなるべく手元におく方針に切り替えた。原稿作成の時に手元になくて困ったのだ。

それに、本をノート代わりにして線を引き、気づき等を書き込む楽しみも覚えた。本は保有するより利用する事が大事なのだ。当然ながら図書館の本は汚してはいけない。テーマを持って本を集め、読み比べたり、または大事な本を選んでゆっくり読むと言うのが私流。
結果、本は増え続け、本箱からはみ出し床につまれる有様となった。

この正月休みは自宅の本を大幅に処分する予定で整理をしている。片付けてしまう本と残す本を選別する。本を捨てるには決心が要るが次の挑戦テーマの本を集めて収納するためにはやむをえない。
書斎をすっきりさせて気分新たに新年を出発することにしたい。

                       (株)アール・エム・アイ  江嵜 為丸