2010年10月2日土曜日

ミッションと経済の両立




倉敷中央病院の新館(地上14階地下1階、右写真の高いビル)が完成し10月1日から診療を開始した。
前の会社の同期生達と一緒に相田副理事長のご好意で新館など
案内していただく機会を得た。

約40分ほどの病院紹介の後,病院の外来から、新しい手術室、
入院病床(李登輝さんが入院された時の部屋を含む。なんと一日2万円で入れる!)、アメニティゾーン、アトリウム、屋上庭園などを見せていただいた。

前も一度ご案内戴いたことがあったが、さらに大きく、広く、快適になっていると感じた。
これからも、さらに通路の拡張、旧施設の継続的な改修などを継続的に進めるとのことだ。
私の通っている病院もいいと思っていたが、ずいぶん差がある。
相田さんの話では西欧にはもっと素晴らしい病院があるので、ここは東洋一を
目指すことにしたそうだ。

創設者である大原 孫三郎氏と岡山孤児院創設者である石井十次氏との対話が紹介された。
石井氏が[もうすこし信仰を・・」というと大原氏は「もうすこし数字を」と答えたという。
ミッションと経済の両立がこの病院の持続可能性のポイントであると相田氏は力説された。

企業経営のご参考になる話を聞かせて頂き感謝である。

                                          江嵜 為丸