2010年10月19日火曜日

緊急時の業務継続

こんにちは。RMI田邉です。

先日、電車乗継の待ち時間を利用して昼食をとろうと駅中の喫茶店に入りました。
お昼どきだったので店内は満席で、人の出入りもあり、3人いた店員さんは忙しく動いていました。

私が注文した食事をおいしくいただいていた時、急に店内がザワザワしはじめました。
振り向くと店長らしき人が、厨房と店内のスタッフを集めて話をしています。
みんなの表情からトラブルが発生したことがうかがえました。

しばらくして、店長らしき人が、お店に入ってくるお客さんに
謝罪しながら営業をストップしていると告げていました。
どうもお客さんから注文を受ける端末(ハンディターミナル)が故障して、
厨房に連絡がいかなくなったようでした。

「ハンディターミナルが故障したのなら、昔みたいに注文用紙に記入して厨房に持っていけばいいのに・・・」と思うのですが、そうできない理由があるのでしょう、
結局お昼の営業をお休みするというとこになっていました。

情報技術の発達とそれを活用できるおかげで、便利になったことがたくさんあります。
今この技術が使えなくなると、間違いなく私も今日の喫茶店のように
「稼ぎ時にお休みしなければならない」という事態に陥ります。
そんなことのないように「もしも!」のための対策をいつも考えておかないといけないのですね。

中小企業庁では、中小企業向けの「もしも!」対策として緊急時企業存続計画や
事業継続計画についての支援を準備されています。
簡単な現状診断もありますので、「もしも!」対策への第一歩に活用しようと思います。

(中小企業BCP策定運用サイト)http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/index.html
(診断はこちら)http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/contents/level_a/bcpgl_01_3.html