今回の東日本大震災は、福島原発事故を引き起こし大きな電力不足に繋がった。
「計画停電」ほど反社会的なことはないと思っている。何とか避ける道はないのかと必死になって検討された結果少しずつはましな方向に近ずきつつあるようだ。しかし、7月末のピーク時の予想に対し、まだ800万kw程度不足するとのことだ。
民間企業は生死がかかっているのだから必死だ。筆者が以前勤務していた企業は24時間稼動の化学会社であった。2時間の停電は1日以上の操業停止を意味したので到底受け入れられないと思ったのだ。同じような工場は他にも色々ある。精密な温度管理が必要な所、生ものを作るところ、データセンターもそうだろう。つまり工場は「計画停電」をされたら壊滅的な被害を受ける。どう避けるかだ。
リスク対応で企業に格差が出始めている。協力できるところはするとして自分の責任をはたすべく頑張るしかない。(我家も今日から1時間のサマータイムに入った)
(株)アール・エム・アイ
江嵜 為丸
先日のブログで畑村氏を畑中氏と誤記いたしました。お詫びして訂正させて頂きます。