2012年4月2日月曜日

女性力をとりいれよう!

こんにちは。RMI田邉です。

先日、ムーディー・インターナショナル・サーティフィケーション㈱様の
お客様交流会で、「ISOマネジメントに女性力をとりいれよう!」というテーマで、お話しする機会をいただきました。

女性の特性をどのようにマネジメントシステムの中で活かしていくかを
事例を交えて話しました。

女性の特性で大きく活用できる力はコミュニケーション力です。
言葉だけでなく文字や絵など、使うツールも多様です。
この特性を活かすことができれば、活動の文字化の強い力になります。
文字化=見える化です。

またこのコミュニケーション力は、社内の様々な情報を収集することにも
役立っています。
一度ランチタイムをのぞいてみて下さい。
社内外の様々な情報が飛び交っています。まさにランチミーティングです。

「元を取ろう!」という気持ちが大きいことも特性です。
「審査費用の元を取らないともったいないから、聞きたいことは時間いっぱい聞こう!」とか
「コンサルタントにあれと、これと、それと・・・確認メールしよう!」などのことが、
ISOチームメンバーに女性が入られている場合によくあります。

また、「結婚や子育て、介護などで退職します。」というケースが多いことも女性の特性。
ある設計会社では、退職した女性を書類作成や図面作成の外注先として登録されていました。
社内の状況や細かな仕様を熟知している外注先は、とても強い味方です。

ISOの効用は「見える化」によって仕事を評価できるようにし、継続的改善につなげることに
あると思います。
企業内での女性の仕事はアシスタント業務が多く、女性力が大きく発揮できてる部分も
今はアシスタント業務にあるようです。
表に出ないその働きを「見える化」することはなかなか難しいですが、
「見えていない部分」は組織の伸び代と考えられ、
「見える化」によって、評価でき、継続的改善ができるという期待へとつながりませんか?

会場の皆様と意見交換をしている中で、
「評価してもらえないというよりも、どんな働きをしていて何を評価してほしいかを
女性が積極的に「見える化」することが必要だ。」というお話がありました。
「全社活動」「全体の取り組み」とよく言いますが、このような双方向からの取り組みがなければ
全体力にならないのでしょう。

「○○さん、日常業務の中で、どんな問題があると思いますか?」
一度、社内の女性に聞いてみて下さい。
内部監査で得られないような、改善の糸口が見つるかると思います。