2011年2月14日月曜日

ガソリンスタンド減少

ガソリンスタンドが減少している。
筆者自宅近くの古くからあったスタンド2軒も閉鎖になった。理由は競争の激化だけではない。戦後のモータリゼーションの発展とともに急激に普及したスタンドも、地下タンクが40年以上経て老朽化がすすみ、点検修理・更新が必要になったこと(消防法の改正による。これには約2千万円はかかる由)。今後のガソリン需要の見通しが読みずらいこと(電気自動車の普及が進む気配)。それによくない労働環境も加わってこの際廃業した方がリスクが少ないという判断になっているようだ。

老朽化の問題は、ほかにも色々ある。橋、道路、建物などのほか、色々な体制・仕組みも老朽化しつつある。
これの対策が厄介だ。一時期に集中するとお手上げになる。それが丁度戦後50年ごろから押し寄せてきているのだ。大きな変革期である。

ISO14001:2004には「予防処置」があり、「不適合を予防するための処置の必要性を評価し、発生を防ぐために立案された適切な処置を実施する」と書かれている。
人の健康も同じだ。今から少しずつでも予防できるものは適切な処置をきちんとしておかねばなるまい。
色々参考になることや、成功事例、失敗事例もあるはずだ。弊社も研究していきたいと考えている。

                                  アール・エム・アイ
                                      江嵜 為丸