㈱アール・エム・アイ 江嵜です。
8月9日、ムーディー・インターナショナル・サーティフィケーション㈱様のお客様交流会で、「企業経営の視点からISOを眺める」というテーマで講演しました。
弊社では、京都の工業団地で永年にわたりISOの内部監査員研修会を開催させていただいています。また個別の企業内研修会も行なっています。研修会終了後のアンケートなどからうかがわれることは、ISOの管理責任者の方々はISOをもっと社内で活用したいとの熱意を持っているのですが、経営層は費用対効果というか、維持していくことの価値に対し厳しい見方をしている人が多いようです。
言うまでも無く、ISOには企業に役立つ基本的な知恵、知識、法則などが多く含まれています。ISOを経営にどう活かすかは、古くて新しいテーマです。
中小企業では緊急ワークが多いです。ISOから緊急ワークに関する知見、知恵などを汲み取れるかというとこれは難しいと感じます。ISOの条項は、過去の成功例、失敗例から出来ていると考えているのですが、なぜそのような結論になったのかがうまく伝えられていないと感じます。
最近感じるのですが、ISOは維持管理・予防といったじっくりしたワークに適しているのではないでしょうか。特に予防のためにISOの仕組みを利用するのが一番有用と思います。
まずは講演の始めの部分をご紹介させていただきました。
㈱アール・エム・アイ 江嵜為丸